2023京都聖母学院小学校/月桂冠株式会社
4年生以上の児童総数「300人以上」の部
特賞受賞校:京都聖母学院小学校
協賛企業:月桂冠株式会社
特賞:熱中症計
京都聖母学院小学校
https://www.seibo.ed.jp/kyoto-es/
☆ 学校紹介 ☆
京都市伏見区にあるカトリック小学校です。1年生から6年生まで713人が在籍しています。「従順・純潔」の校訓のもと、祈りを大切にした学校生活を送っています。委員会活動でベルマーク・カートリッジ・テトラパック回収や、保護者会活動でバザーなどに取り組んでいます。また、ルワンダ難民を支援するルワンダレスキュー隊の活動は30年目を迎えました。カトリックの人間観・世界観にもとづく教育をとおして一人ひとりの個性と学力をはぐくむ教育活動を行っています。
☆ 参加した子どもたちの声 ☆
・エアコンの設定温度を28度にして、意識して生活することで、環境のことを考えて生活をできた。
・電気のつけっぱなしがないよう、必要がない時は消すように心がけた。家族で協力して取り組むことができた。
・家族でできることについて話し合い、よい機会となった。水を使い過ぎないように気をつけて過ごした。
・夏休みだけでなく、続けていくことが大事だと思った。これからも環境について考えていきたい。
・電気や水、ゴミの問題など、できることを続けることで、地球環境によいことをしていきたい。
☆ 学校の先生より ☆
本校は「夏休みCO2ゼロチャレンジ」に参加し始めて7年目となります。毎年参加することで、子どもたちの地球環境やエコに対する意識も高まってきています。ご家庭で保護者の方話し合い、できることから取り組んでいく良い機会となっています。今年度は、「月桂冠賞」という素敵な賞をいただくことができました。これからも家庭や学校で地球環境を考えた取り組みを続けていきたいと思います。
月桂冠株式会社
☆ 受賞校へのメッセージ ☆
京都聖母学院小学校のみなさん、受賞おめでとうございます。
「夏休みCO2ゼロチャレンジ」を通じて、みなさん一人一人が『地球温暖化とCO2の関係』について勉強され、「CO2ぜロ」の暮らしについて考え、さらに、身近なことから実行に移されたことは、とても大切なことです。これからも「CO2ゼロ」につながる生活を意識して、出来ることから取り組んでいってください。
☆ 私たちはこんな会社です ☆
月桂冠(げっけいかん)は江戸時代から日本酒をつくり続けている会社です。私たちは、米・こうじ菌・酵母(こうぼ)菌の力を借りて、日本酒を作っています。子供はお酒を飲んではいけませんが、ご家族がお酒を飲んで楽しそうにしているのを見たことがあるのではないでしょうか。 日本酒はお祝い事にも使われ、神社にも奉納されます。
☆ 環境にいいこんな取組をしています ☆
おいしいお酒をつくるために、米の外側を20〜50%も削ります。一番外側を削った米ぬかは、油を含み、米油の原料になります。内側のほうを削った米ぬかは、せんべいなど米菓の原料に使っていただきます。お酒の搾りかすの「酒かす」は、甘酒・かす汁・奈良漬などに使われます。このように日本酒づくりは「残りもの」も食品に使われます。米を洗って発生する栄養豊富な残り水は、そのまま流すのではなく、微生物を使って栄養分を分解し、きれいな状態にしてから排水しています。