社員食堂で地産地消=温暖化防止キャンペーン
社員食堂で地産地消=温暖化防止キャンペーン 参加団体募集
京都の海・里地・里山が元気に!地域が元気に!企業も元気に!
地元産農林水産物の積極的な消費「地産地消」は、輸送に伴うCO2排出を削減する効果があります。さらに、地域の経済活性化、農業振興、社員等への環境保全意識の啓発・向上にもつながります。そこで、社員食堂等で京都府内産食材を利用する事業者を募集します。
実施期間
2013年11月から12月
対象
京都府内に社員食堂を所有する民間事業者、大学、自治体等
地産地消のお弁当など積極的、組織的に利用する民間事業者等
実施していただくこと3つ
1)実践
期間中、少なくとも1日間以上、社員(学生)食堂等で京都府産の食材を利用したメニューを提供すること。
2)広報
利用者に対し、地産地消と温暖化防止の関わり、その他取組み意義について情報提供すること。
3)報告
期間終了後、実施報告(A4用紙2枚程度。フォーマット有)を提出すること。
なお、協力していただいた事業者毎に、地産地消に取組むことによるCO2削減効果を計算します。
計算には、利用された食材の産地や重さなどのデータを提出していただくことが必要です。(実施報告にご記入いただきます)
申込み方法
参加申込書(word)に必要事項を記入の上、きょうと風土(フード)コンソーシアムまでお申し込みください。
【締切】2013年10月25日(金)
申込先
きょうと風土コンソーシアム(事務局:京都府地球温暖化防止活動推進センター 担当:西澤・川手)
〒604-8417 京都市中京区西ノ京内畑町41番3
京都府地球温暖化防止活動推進センター内
TEL:075-803-1128 FAX:075-803-1130 Eメール:sanka@kcfca.or.jp
このキャンペーンに取組む意義は?
京都を食べて、元気に環境を守る。
◎地産地消でフード・マイレージを減らして温暖化防止
日本全体の自給率はカロリーベースで39%(平成23年)。京都はそれよりもかなり低い13%(平成23年)。輸送量と輸送距離を掛けあわせたフード・マイレージは、日本が他の先進諸国に比べても極めて大きく、輸送に伴うCO2排出量(フード・マイレージCO2)も多くなっています。
地産地消は、輸送や保管にかかるエネルギーが減るため、温暖化防止につながります。
昨年度京都GPNとともに行ったキャンペーンでは、データ提供いただいた9社併せて101.5kgのフード・マイレージCO2排出量が削減されました。
◎地域を元気に!選ぶことで応援
地元のものを食べることは、地元の第一次産業・経済の活性化になります。農産物であれば、地元の農家が元気になり、魚・鹿肉であれば、漁師・猟師が元気になります。元気になれば、農地や海や山の保全につながり、そして様々な環境を守ることへつながります。
たとえば、与謝野町産「京の豆っ子米」の一部の生産者は、肥料におからや魚のあらを使い、代掻きはできるだけ少量の水を水田に張ることで「阿蘇海」の水質汚染を防ぎ、田植えや稲刈りの農機をバイオディーゼルで動かすことで温暖化防止にも努めるなど、環境に負荷をかけない方法を積極的に導入しています。そういった地元の農家を社員へ啓発しながら応援しましょう。
◎栄養士さんもおすすめ! 美味しく 健康で 元気に
地産地消の醍醐味は、旬のものを手に入れること。美味しくて栄養価の高い旬野菜、ほとんどの野菜には旬があり、その時期はカロテンやビタミンC などの栄養素が3?4倍になります。
旬の野菜は、その季節に、その野菜に合ったストレス(暑さ、寒さ)を受けることにより、栄養価が高まります。安いだけでなく、美味しく、そして、健康増進にも貢献できるのが「旬」の野菜です。
京都産の魚は美味しい。そしてヘルシーな食材です。また、鹿肉は脂肪分・コレステロールが少なく、他の畜産物よりタンパク質が多く、また鉄分も豊富です。低カロリーで栄養価の高い鹿肉!社員の健康を意識した「ヘルシーメニュー」にも最適です。
Q&A
- Q1 地産地消の取り組みによって、コストアップになったりしないのでしょうか。
- A. これまでの取組結果のアンケートでは、約7~8割がコストが「変わらない」と回答しています。ポイントとしては、1)旬の京都産野菜を使うこと(旬の野菜は価格が低め)、2)仕入れの工夫をすること(例:早めに仕入れ業者に頼んで、旬の野菜をセットで仕入れたり、地元の生産者や行政と連携したりする)。これらの工夫によって価格を押さえることができています。また、約6割がこうした工夫は「容易だった」と回答しています。
- Q2 地産地消の情報提供に活用できる情報はありますか?
- A. 地産地消の意義や効果に関する情報や地産地消PR のためのポスターを提供します。卓上に掲示する資料もHPよりダウンロードいただけるようにする予定です。必要なデータや情報がありましたら、事務局までお気軽にお問い合わせ下さい。
- Q3 京都産食材の仕入れ先情報はありますか。
- A. 京都産畜産物関連は以下、京都府のウェブサイトで数多く紹介しています。
http://www.pref.kyoto.jp/chikusan/1289370573118.html
また水産物は下記にお問い合わせください。- 舞鶴水産流通協同組合 0773-75-3275
- 京都府漁業協同組合 0773-77-2202
- 京都府農林水産部水産課 075-414-4992
※京都村エクスプレスを活用して、地産地消メニュー用食材を仕入れする方法も検討してみて下さい。
- Q4 簡単に参加する方法はありますか?
- A.
- まずは簡単に一品導入から
- 魚や鹿肉は冷凍や冷蔵なので、若干日持ちします。メニュー提供日に合わせて一品でも仕入れてみてはいかがですか?
※京都村エクスプレスでは、月に1回程度(日にち指定)に京都府産の食材を配達する予定です。こちらを活用するだけでもキャンペーンに参加できます。 - 食堂がない場合でも
- 地産地消を意識した仕出し屋さん、お弁当屋さんと連携してみてはどうでしょうか?
当キャンペーンの事務局をしている京都府地球温暖化防止センターでは、月に1度「地産地消ランチデー」を作り、京都府産食材を利用したお弁当を配達してもらっています。
今回のキャンペーンにあわせて、社員食堂のない事業所でも1回以上「地産地消出お昼ご飯」を実践して下さい。キャンペーンにご協力いただける仕出し屋さん、お弁当屋さんを募集し下記で公開します。
店名 店舗 平均予算 京都府産度 配達料 ご注文 【遊食邸】 遊食邸本部
075-494-6444祇園店、六角店、白梅町店、北山店、葛野大路八条店、五条烏丸店、錦店 600円から800円 おおきに京都弁(オール京都)800円(京都府産度90%以上)ほか
50%以上多数 店舗によって配達エリアが異なります。(要確認) http://yushokutei.jp/shop/index.html
20食以上なら京都市内で配達料無料
2日前までにご注文ください。 店舗でご購入もできます。
- しっかり参加したい場合でも
- まずはキャンペーンに参加して、地域の提携してくれる農家を探したり、京都府産100%を目指したり、京都府の「たんとおあがり 京都府産」施設の認定を目指したり、できるところまで進めてみましょう。
- Q5 きょうと風土(フード)コンソーシアムとはどのようなメンバーですか?
- きょうと風土(フード)コンソーシアムはこちら
- A. 京都府内の行政やNPO、企業が参加するコンソーシアムです。下記のようなメンバーにより構成されています。
- ●きょうと風土(フード)コンソーシアム構成メンバー
- 特定非営利活動法人エコネット丹後/京都グリーン購入ネットワーク/京都府学校給食会/特定非営利活動法人コンシューマーズ京都/全国農業協同組合連合会京都府本部/タケチャンファーム/ 特定非営利活動法人丹後の自然を守る会/南丹市エコタウン推進協議会/株式会社レボインターナショナル/木津川市/京丹後市/南丹市/宮津市/与謝野町/京都府 /特定非営利活動法人京都地球温暖化防止府民会議(京都府地球温暖化防止活動推進センター)
問合せ
きょうと風土(フード)コンソーシアム(事務局:京都府地球温暖化防止活動推進センター)
〒604-8417 京都市中京区西ノ京内畑町41番地3
TEL:075-803-1128 FAX:075-803-1130
E-mail:sanka@kcfca.or.jp URL: https://www.kcfca.or.jp
この事業は環境省補助事業「平成25年地域活動支援・連携促進事業」の一環で実施しています。