事業内容

03 西山森林整備推進協議会

No03. 京都・西山森林整備の取り組み

西山森林整備推進協議会

西山森林整備推進協議会

森林所有者・NPO・企業・大学・行政が力を集結。多くの市民ボランティアたちが、森の再生に向け活躍中!

団体紹介

西山森林整備推進協議会

長岡京市西部には、約800haの森林・竹林が広がり、天王山・西山水系の良質な地下水を育んできました。しかし近年は、森林や竹林が手入れされず、マツ枯れも急速に進み、生態系への悪影響や水源能力の低下が心配されています。

そこで2005年、森林所有者やNPO、地元企業、大学、行政が連携し、「西山森林整備推進協議会」を設立しました。翌2006年2月に「西山森林整備構想」を策定し、豊かな森林環境の保全育成に取り組んでいます。

応募取組「京都・西山森林整備の取り組み」とは?

協議会の活動には、多くの森林ボランティアが参加しており、間伐などの森林整備や、子どもたちへの環境教育を行ってきました。

森林整備は、「美しく、楽しく、健全な恵みの森」の保全育成を目標とし、山麓部や入り込みの多いところでは「西山の恵みを享受できる里山林」、山の奥地では「豊かな自然の山へ還して行く」ことを目指して、森づくりの計画を立てています。また、地球温暖化防止への貢献をめざし、森林整備によるCO2削減量を毎年算出しています。

環境教育としては、小学生を対象にした体験型環境教育「西山ファミリー環境探検隊」を年数回実施しています。他にも、森林・竹林の中でのコンサートや里山保全シンポジウムなど、市民が楽しみながら西山の自然と親しめる啓発活動を企画・実施しています。

整備前の西山の広葉樹林。手入れが行き届いていないため、日が当たらず生育が滞っています。
整備後、日が射し込む明るい森になりました。さらに手入れを進め、多様な生物が息づく空間をめざします。
の「西山ファミリー環境探検隊」では、長岡京名物のタケノコを掘り、西山の自然に親しみました。