事業内容

決勝進出15団体の紹介

決勝進出15団体

■一次選考で選ばれ、決勝大会に進出した15団体の活動を写真と動画で紹介します。(エントリーNo.順)

No.01 京都市立蜂ヶ岡中学校(活動紹介動画

花とみどりの地球大好きプロジェクト

中学生が地域の幼稚園・商店街等に出向き、つる性植物の「緑のカーテン」やアジサイで緑化を推進中!地域で緑化を進めて夏場のエアコンの使用を控えれば、省エネ=CO2削減につながります。

同校はH16年度から「あじさいプロジェクト」として、生徒たちが1人1鉢のアジサイを育てています。
毎年6月、アジサイの鉢を地元の商店街や嵐山電鉄の駅に並べて「あじさい祭り」を開催しています。
ゴーヤによる緑のカーテンにも挑戦。近隣の幼稚園や保育園にも広めるなど、地域との連携の深さが特徴です。

▲このページのトップへ

No.02 建都住宅販売 株式会社(活動紹介動画

京町家再生プロジェクト「京都まちなかこだわり住宅」

京都府内産材をふんだんに使い、京都の職人たちが京都のすまいをつくり、「地産地消」の住宅を提案しています。府内産材を使うことで輸送時のCO2排出を減らし、また既存の京町家を生かすことで建築廃棄物も減らします。

同社はH18年、環境マネジメントシステム「KES」ステップ1と、府内産木材を活用する「緑の工務店」の認証を取得しました。
「壊して新築する」ではなく「改装する」。H19年度、3軒の京町家を全改装して甦らせました。
京都の木材を使って京都の職人が家をつくることは、地場産業の振興にもつながると考えています。

▲このページのトップへ

No.03 NPO法人 サイエンスEネット(活動紹介動画

サイエンスライブショー「地球温暖化から地球を守る宇宙船にっぽん号の戦い」

京都の理科教師が集まって結成し、子ども向けに温暖化や省エネに関する科学体験教室を全国で展開!温暖化の仕組みをショー形式でわかりやすく・楽しく伝えることで、温暖化防止を担う次世代育成をめざします。

サイエンスライブショーでは、宇宙船にっぽん号の乗組員たちが、温暖化星人たちと戦います。
会場に空気の入った風船と二酸化炭素の入った風船を飛ばし、参加者たちがその重さの違いを実感します。
ショーの中で科学実験を展開。それぞれの風船に入っている気体を、石灰水に注入して変化を見ます。

▲このページのトップへ

No.04 NPO法人丹後の自然を守る会(活動紹介動画

廃食用油回収・活用プロジェクト

できることからはじめよう。天橋立の海をきれいにするため、廃食用油を回収しクルマの燃料として再生!バイオディーゼル燃料(BDF)は燃焼時に発生したCO2が再び植物に吸収されるため、CO2を排出しないとされています。

同会はH13年に発足し、廃食用油回収をスタート。写真はBDFで走る学校給食センターの配送トラック。
BDFで走る宮津市のデイケア送迎車。住民主体の取り組みにより、府北部でBDFの輪が拡がっています。
トラクターもBDFで。さらにはヒマワリ・菜の花の栽培・搾油、小・中学校での環境教育にも取り組みます。

▲このページのトップへ

No.05 京都府立北桑田高等学校 森林リサーチ科(活動紹介動画

地元の木を使おう ~林業活性化によるCO2排出削減~

地元産の木材を使い、京大が開発した間伐材の有効活用工法「J-podシステム」で校内施設を建築中!日本は木材の約8割を海外に頼っていますが、外材ではなく地元の木を使うことで、輸送時に排出されるCO2を削減できます。

地元産材でログハウスや家具を製作する同校。H18年には「京都府産木材認証制度に係る取扱事業体」に認定されました。
木製品販売時には、「地元産木材を使用するとどれだけCO2排出が削減できるか」というPR活動を行っています。
J-podシステムは、幅180mm厚さ36mmのスギ板を組み合わせた工法。間伐材など低級材を活用できます。

▲このページのトップへ

No.06 久世共同運行バス協議会(活動紹介動画

久世共同運行バス

駅から遠い工業団地の通勤はマイカーに依存。マイカーから共同運行バスに乗り換えてCO2排出を減らそう!車の使用時間を1日20分減らすと、1年間でCO2排出量を約440kg削減できます。

H18年12月に1ヶ月間の試験運行を実施。利用者からの賛同により暫定運行を続け、H19年5月本格運行開始。
利用促進のため、乗り方案内のパンフレット(左)やニュースレター(右)を配布している。
1日の利用者数は、本格運行により増加した。さらに、本格運行開始4ヶ月後も増加傾向が継続している。

▲このページのトップへ

No.07 八幡市環境市民ネット(活動紹介動画

エコニコライフ推進プロジェクト

「八幡市はマイバッグの街です」を目指して、身近なことからはじめよう!みんなで持とうマイバッグ!!毎日マイバッグを持ち歩き、省包装の野菜を選ぶと、1世帯あたり年間約58kgのCO2を削減できます。

マイバッグの持参動向を調べるため、年に4回、市内スーパー6店舗で店頭目視調査を行っている。
調査結果は店側に報告。啓発ポスターを作成し、店頭や自治会広報板に掲示して、全市への普及をめざす。
子どもの描いたポスターから、環境への意識を高めたいと、19年度、小学生対象の「環境ポスターコンクール」を実施しました。

▲このページのトップへ

No.08 木津川市こどもエコクラブサポーターの会(活動紹介動画

グリーンカーテン進化版 in 木津川市

夏の暑さを遮る「緑のカーテン」。秋は腐葉土づくり、冬は生ごみ堆肥づくり、春は育苗と年間を通じ活動中。緑のカーテンで部屋に入る日差しをカットし、夏場のエアコンの使用を控えれば、CO2削減につながります。

同会の活動は府立木津高校草花クラブも参加し、高校で育てたゴーヤの苗の提供を受けています。
市内の保育園・小学校・中学校・公共施設・一般家庭などにカーテンを設け、メンバーが出前講座などを実施しました。
年間を通じた活動が同会の緑のカーテンの特徴。地域の里山(鹿背山)で来年用の腐葉土づくりにチャレンジしています。

▲このページのトップへ

No.09 京都府立須知高等学校(活動紹介動画

再生可能エネルギーによる丹波黒大豆の栽培

近隣で発生した鳥インフルエンザで、土壌蒸気消毒に太陽熱温水器・雨水を活用。食の安全と環境保全に挑む!同校の農場では、太陽熱・雨水のほか太陽光・風力発電といったCO2排出量の少ないエネルギーを活用しています。

同校は栗や黒豆やマツタケの産地・京丹波町に立地。校地は甲子園球場4つ分で、府内の高校のうち最大面積!
従来の農業は化石燃料エネルギーを大量に使用。同校は手づくりの設備で自然エネルギーの導入を試みています。
H18年には電気新聞「第1回エネルギー教育賞」を受賞。また、伝統農法による栽培や減農薬などにも挑戦しています。

▲このページのトップへ

No.10 精華町環境ネットワーク会議(活動紹介動画

生ごみリボーン・プロジェクト

人口急増の精華町で家庭の生ごみを堆肥化し、ごみ減量をめざす!堆肥は農家で活用、子どもたちに食育も。ごみ減量により、ごみ焼却のときに使われるエネルギーを少なくすることができ、CO2削減につながります。

EM菌(有用微生物群)を用いて生ごみの堆肥化や、池の水質浄化に挑戦しています(写真はEM団子)。
生ごみ堆肥は、家庭で消費しようとしてもスペースが不足しがち。同会は堆肥の有効活用のために契約農家と連携しています。
農場で子どもたちとサツマイモや枝豆を収穫。食育と環境教育を進め、地域のお祭りに収穫物を出展してPRしました。

▲このページのトップへ

No.11 京都府立桂高等学校 草花クラブ(活動紹介動画

地球(ほし)に生きる!~暑くなる環境に挑む~

土をほとんど使わない芝栽培技術を開発。都市の猛暑を改善するため軽い芝マットで屋上緑化の普及をめざす!屋上緑化が広まれば、夏場のエアコンの使用を控えることができ、省エネ=CO2削減につながります。

アジサイ苗を生産する障害者を支援するため、水やりの手間が少なくて済む節水型育苗容器「KNC」を開発。
KNCによる節水栽培技術により、H18年「ストックホルム水環境大賞」の日本代表となり、準グランプリを獲得!
H19年度、KNCでノシバ(高温と乾燥に強い在来種)を栽培し、屋上緑化用芝マット「K-NET」を開発しました。

▲このページのトップへ

No.12 木津川市立山城中学校(活動紹介動画

山城中学校のエコな挑戦~学ぶ力・教師力・学校力を育てるエネルギー環境教育

学校全体で「持続可能な社会の実現に向けた環境教育」を実施。校内での節電・節水・ごみ減量にも取り組みます。学校の電気・水道・灯油使用量とごみ排出量を着実に減らしており、CO2削減に貢献しています。

年間に各学年約30時間の環境教育を実施(2・3年生は選択科目も)。写真はフードマイレージについての体験学習の様子です。
生徒会の「省エネ共和国」活動では、全校生徒とともに、エネルギー使用量とごみの削減に取り組んでいます。
山城は竹材・タケノコの名産地。夏の暑さ対策に、地元の放置竹林の竹を屋上に設置したり、よしず作りを行いました。

▲このページのトップへ

No.13 京都市立葵小学校・葵小学校PTA(活動紹介動画

葵・みどりサークル

2年前から学校内で「緑のカーテン」に取り組み、今年からはPTAも参加し、毎週土曜日に親子で活動中。緑のカーテンで夏場のエアコンの使用を控えれば、省エネ=CO2削減につながります。

学年の違う児童たち、そしてその親たちが毎週集って、土づくり・苗植え・草取り・観察などを行っています。
夏にはアサガオのヘブンリーブルー・ゴーヤ・ヘチマ・フウセンカズラ・ユウガオなどのカーテンが完成しました。
夏休みは、緑のカーテンで涼しくなった理科室で、顕微鏡を使って茎(水の通り道)の観察を行いました。

▲このページのトップへ

No.14 京都市立中京もえぎ幼稚園PTA(活動紹介動画

もえぎエコワールドプロジェクト

台風で倒れた天橋立の松の木が「つみき」に生まれ変わって幼稚園にやってきた!PTAが木をテーマに環境教育に挑戦中。親と子が温暖化・省エネ・地産地消についてともに学び、温暖化防止を担う次世代を育てます。

つみきをきっかけに、温暖化による異常気象、もったいないと感じる心、地元木材の活用などに注目しました。
北山杉の産地・左京区花背の木材で親子木工教室を実施。また、PTAが省エネについて学ぶ会なども行いました。
花背に出かけて実際に「間伐作業」を体験!幼稚園の備品として、花背産のヒノキ製ハンガースタンドも購入しました。

▲このページのトップへ

No.15 株式会社 Hibana(活動紹介動画

剪定枝の有効利用による地域の木質バイオマスエネルギーの循環づくり

環境にやさしい薪ストーブ。公園や街路樹を剪定する際に出た枝や幹を、薪に加工して販売し始めました。遠隔地から運んでいた薪を近くの街路樹等でまかなえれば、輸送時に排出されるCO2を削減することができます。

同社はバイオマス関連の燃料や設備などを取り扱う会社。写真は公園などから回収された剪定後の枝や幹です。
不揃いな枝や幹を、協力企業である(株)ヨードクリーンの工場で、薪に加工していきます。
こうして完成した「復活薪」は、品質がよく利用者の評判も上々。地域の資源を地域で利用する事業の好例です。

▲このページのトップへ